半島を出よ

捩れ屋敷の利鈍 (講談社文庫)
軽く読めるけれど、なかなかひねりの効いたトリック。文庫の表紙がかわいくて素敵です。移動中に読みきれる本。

半島を出よ (上)

半島を出よ (上)

こういう村上龍が好き。こういう、とは愛と幻想のファシズム(上)などの暗く深く、壁にぶち当たってつぶれながらもその壁にわずかにでも穴を開けてるような作品。
ただ登場人物が多くてちょっと困ります。