最近読んだあれこれをまとめて

ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/08/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (38件) を見るソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 201…

月蝕

月蝕ってどう考えても不吉な風情。 遠く古い人々の不安を思うと、なんだかぞくぞくもする 夜のイベント。さて、夕刻、最近はちっとも出歩かない時間帯だけれど ベランダにでも出て、月をながめてみたいところ。

ひさびさのひさびさ

うかうかしているうちに、孕んだ挙句、産んだり育てたり。 息子二歳を数カ月過ぎる、という大波小波。結局、出産は大潮のスーパームーンにやってきて、 怒涛のように陣痛だの首にへその緒巻いてるだの、 お産上手ですよ!ゆっくりいきましょう、だの 急いで…

不安

昨夜遅く夫が入院という事態に。 救急搬送からの緊急入院だったので 不安でいっぱいに。おなかのこどもと遺されることまで考えて、 考え過ぎなのはわかっていても、心細い夜。でも、せっかくの機会のなので、ちゃんと検査して ゆっくりしてもらえたら、と思…

月蝕散歩

月を見上げる夜だった一昨日。 赤い月が幻想的というのか、気味が悪いというのか、面白い空。 やっぱり天体ショーは、興味をそそられるとびきりのイベント。それにしても、今みたいに国立天文台とかが発表とかしない時代の月蝕なんて、 昔の人々にどれだけの…

ドラマティック

だからなにということは無いのだけれど、 孕みました。人生はドラマティック。 そして今はなによりからだがドラマティック。

華麗なる京蒔絵

華麗なる京蒔絵 三井家と象彦漆器、三井記念美術館すばらしかった。 息がつまるほどの贅をつくした蒔絵は、ちろんきらびやかなのだけれど、命を削るような入念な仕事ぶりが寧ろ堅実な印象。 そして、富や権力が集中することは美術にとっては、決して悪いこと…

礒江毅

【見ようとして、はじめてみえてくる。】 写実の作家展に行ってきました。スペインでの方が名高いのかな?礒江毅=グスタボ・イソエ マドリードのリアリズムの異才展に。 短い生涯の中で、つきつめたリアリズムの世界を存分にみられる回顧展でした。 その写…

八日目の蝉

いまさら感たっぷりだけれど、とうとう読了。 さくっと数時間で読める本だけれどテーマは重い。八日目の蝉 (中公文庫)作者: 角田光代出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/01/22メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 166回この商品を含むブログ (208件)…

ひさびさに貸本

おやすみしていたツタヤ通い。 ひさびさにレンタル漫画。 最近コンビニで見かけて、いい意味でひどいタイトルだな、と思ったこれ。男子高校生の日常 1 (ガンガンコミックスONLINE)作者: 山内泰延出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2010/02/22…

手から手を鳥が渡る

小鳥と遊んだ幼い記憶。 幼稚園から小学校低学年のころ、 事務所で通りを眺めて留守番している御隠居さんが近所に居た。 お酒の癖が悪くて、飲まないと過剰なくらい寡黙、というそのおじいさんは ご近所でも親しくしている人は少なかったみたいだけれど、 愛…

見上げる世界

近所を歩いていたらヒナゲシと矢車菊が咲いていたので写真に撮る。 背の低い花を見上げて見るのもちょっと気分が変わっていい。さて、すっかり日記がご無沙汰。 さまざまに忙殺されていたのだけれど、その忙しさのひとつだったフィギュアスケート世界選手権…

梟の城

いまさらの司馬遼太郎。梟の城 (新潮文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1965/05/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (57件) を見るしっかりとエンターテイメントでした。 時代活劇って感じで、お色気放題なと…

英国王のスピーチ

ロイヤルウエディングに沸く世の中を横目に、 ロイヤルな映画を。いい映画でした。 力強い主題に、ぴったりの役者、というアカデミー賞もとるでしょうねぇ、というしっかりした映画。観て損なし、な映画に満足。なによりヘレナ・ボナム=カーターのチャーミ…

絶望なんて言う言葉は

特に今使うべきじゃないとはおもっているけれど、 たまに、もうアウトなんじゃないのか、 と心が折れたりおれなかったりな日々。非被災地の自分たちのすべきことは、日々を暮らすことだと思うし、 事実できるだけの、自分の仕事をしているつもり。ヨガインス…

おくるということ

祖母をおくりました。 秋からの介護と、年明けからの入院でなんだか最後はこちらはバタバタ追いまくられるように、怒涛の日々を過ごしたのだけれど、逝ってしまえばあっけないようで、不思議なもの。幼いころから、二世帯とはいえ、ほぼ同居家族で、嫁いでか…

乙嫁語り

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)作者: 森薫出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2009/10/15メディア: コミック購入: 59人 クリック: 1,445回この商品を含むブログ (434件) を見る相変わらずすばらしい。細部への愛が。 こういう漫画とても好き。

スーツの野田クリスタル

M1が終わって最もショックを受けている芸人のひとりだと思われるマヂカルラブリーの野田クリスタル。 新年みたらスーツをきていてびっくりしたけれど、ネタはますます面白いようなので、やっぱり売れてほしい。 漫才が面白過ぎる。

テロリストのパラソル

テロリストのパラソル (講談社文庫)作者: 藤原伊織出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/07/15メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 54回この商品を含むブログ (128件) を見る期待せずに読んだ割には、おもしろかった。予想以上にハードボイルドだし、知的だし…

千年女優

千年女優 [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2003/02/25メディア: DVD購入: 4人 クリック: 689回この商品を含むブログ (244件) を見る美しいアニメ映画。 はげしく降る雪の表現、流れる景色が特に美しい。女は怖い、女優は狂気だ、と思う。 …

青の炎

青の炎 (角川文庫)作者: 貴志祐介,角川書店装丁室出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2002/10/23メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 458回この商品を含むブログ (227件) を見る読了。 最近話題の悪の教典に、どうも食指が動かないのだけれどとりあえず手元に…

ラストキングオブスコットランド

ラストキング・オブ・スコットランド [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2007/10/05メディア: DVD クリック: 15回この商品を含むブログ (64件) を見るウガンダ、アミン大統領の映画。 思った以上に、緊…

マジシャン

マジシャン 完全版 (角川文庫)作者: 松岡圭祐出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2008/01/25メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (10件) を見る最近じわじわと評価がひきあがっている松岡さん。 人が死なない、役に立つミステリ。本当に平易な…

劇場版相棒?

昔から自他ともに認める相棒ファンで、もちろん最初からみている古い視聴者な私。 相棒を昔から愛している人たちにありがちなうざさで、私も相棒ファン冷遇時代の苦労話をするのが好き。友達は誰も見ていなかった。 どうせいつもの刑事ドラマでしょ?という…

遠縁の子供

そういえば、関係ないけど、直人さんが話題になっているこの頃。 児童養護施設は年々収容人数が増えているのだとか。昔は両親が亡くなって、というパターン、もしくは捨て子が多かったのかもしれないけれど、 死なない社会で、 虐待されて、という子供が入る…

死刑囚たち

デッドマンウォーキングデッドマン・ウォーキング [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2002/02/22メディア: DVD クリック: 35回この商品を含むブログ (47件) を見る信仰のことはよくわからないけれど、信仰だけでは片づけられない、というシスター…

最近観たDVD

真実の行方 [DVD]出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン発売日: 2010/10/08メディア: DVD クリック: 33回この商品を含むブログ (15件) を見るリチャードギアはにやけててあんまり好きじゃないけど、若かりしエドワードノートン…

最近読んだ本

手紙 (文春文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/10/06メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 174回この商品を含むブログ (528件) を見る抑えの利いたラストにみごと、と思う。万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)作者: 松岡圭祐出版社/メ…

お笑いについての雑記

いまさらだし、畑違いっぽいのだけれど、やっぱりM−1も最後と聞いたのでちょっと雑記を。 まあ、賛否両論?の決勝進出者。 私も正直、びっくりとがっかり。そもそもジャルジャルは好みじゃないし、ピースはコントの人だと思っていたので。 まあ、そうはい…

これは本ではない

うらわ美術館に「これは本ではない」を観に。結論から言ったら素晴らしかった。浦和だし?ということで、あまり注目しきれていなかった美術館だけど、すごく骨のある企画を過去にもしているようで、御見それしました。うらわ美術館で開催中の展覧会。来年、…