華麗なる京蒔絵

華麗なる京蒔絵 三井家と象彦漆器三井記念美術館すばらしかった。
息がつまるほどの贅をつくした蒔絵は、ちろんきらびやかなのだけれど、命を削るような入念な仕事ぶりが寧ろ堅実な印象。
そして、富や権力が集中することは美術にとっては、決して悪いことでは無い。
同時に、富や権力をもつにはそれなりの能力や覚悟が必要なのだなぁとも思う。