2010-01-01から1年間の記事一覧

お笑いについての雑記

いまさらだし、畑違いっぽいのだけれど、やっぱりM−1も最後と聞いたのでちょっと雑記を。 まあ、賛否両論?の決勝進出者。 私も正直、びっくりとがっかり。そもそもジャルジャルは好みじゃないし、ピースはコントの人だと思っていたので。 まあ、そうはい…

これは本ではない

うらわ美術館に「これは本ではない」を観に。結論から言ったら素晴らしかった。浦和だし?ということで、あまり注目しきれていなかった美術館だけど、すごく骨のある企画を過去にもしているようで、御見それしました。うらわ美術館で開催中の展覧会。来年、…

ザ・キャラクター

ちょっと前に観たお芝居、ザ・キャラクター。 あんまりにもチケット発売が前だったので、チケットをとったことさえ忘れていた体たらく。 キャストについても全くチェックしていなかったので、藤井隆のことを新しい俳優だと思い込んで最後までみてしまった…さ…

図書館ついでに

公園で紅葉をみました。こんなに美しい赤… そしていま読んでいる本はこちら、錦作者: 宮尾登美子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/06メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (14件) を見る宮尾登美子の文章は厚みがあって、しかも読…

白いリボン

銀座に映画をみにいってきました。 白いリボン。 とにかく、人間の悪をみっちりとした密度で、窒息するほどの濃やかさで描ききっていて、骨格が軋むほど。 後味が毎分毎秒悪い、けれど、打ちのめされるような力のある映画。 作品の完成度は高いです。

最近注目の本たち

日本人の宗教と動物観―殺生と肉食作者: 中村生雄出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2010/08/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (9件) を見るこれはちょっと読みたいなぁ。 タブーとされる、生き物を殺して生きる罪とか、子…

つくばの晴れた日

筑波に行く機会があったので、ちょっといろいろみてまわる。 美味しいパン屋さんとか、楓の林とか、植物園とか。美しく、縁がなさそうな場所。遠くに、筑波山を望みながら研究施設と学び舎をうろつく不思議な日。

恋する文楽

恋する文楽 (ちくま文庫)作者: 広谷鏡子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2003/02メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る読みました。 正直、前半の代表的な文楽の筋を解説してあるところが一番面白い。 そして、正直にミ…

世阿弥って…花の概念

ということで続き。 義満の強くもった「花」という概念。 一面、花=稚児 そしてもう一面は、植物の花。 室町邸は別名「花の御所」室町台を花でいっぱいにしていた、というところとともに、花合わせ(華道の源流)を盛んに開催していた(実際花合わせが行われ…

世阿弥って…

先日聴いた松岡心平先生の能についての講座。一回目は仕事で聴き逃したのだけれど二回目はちゃんときいてきました。 今回のテーマは世阿弥。 超高速ですっとばす、そのマニアックトークについていくのが大変でした。面白かった〜相変わらず、自己流にめちゃ…

上村松園展に。

国立近代美術館で開催中の上村松園展へ。 土曜日の美術館は結構報道されている展覧会なこともあり混雑気味。日本人はこういうところ、軽薄なのかフットワークが軽いのか、愛好家という人ばかりでなくふつうのひとも美術館に簡単に足を運ぶところがすごい気が…

天主信長

天主信長読了。 それにしても、この本、神保町の三省堂にも書泉にもなくってびっくりした。そんなに人気? というか刷ってないのかしら?天主信長 我こそ天下なり作者: 上田秀人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/08/26メディア: 単行本 クリック: 2回こ…

日本の伝統芸能

伝統芸能についての講座を聴きにいった。メモメモ。日本は花穄列島。北方、南方、大陸から人も文化も流れ込んできて、それが滞留することで独自の文化をもつ。 滞留した理由は、未開の海、広大な太平洋が背後にあったこと。そのため、あのシルクロードでさえ…

マルガリータ

マルガリータ作者: 村木嵐出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/06/24メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (11件) を見るマルガリータ、はピザの名前ではなく、真珠という意味。 苛烈で、どうしようもない運命にさらされる、ひとの一生。…

国立演芸場・8月中席

今日は歌丸の真景累ヶ淵を聴きに国立に。 あいかわらず、幽霊の手の格好が似合うことと言ったら…という歌丸師匠の噺に満足。 長いあの噺を何年もかけて取り組むという勇ましい言葉も聞けて、ちょっと今後に期待。 やっぱり夏は怪談きかないと!だけど、桂一…

ソルト

ソルトを観に行く。 案の定、のハリウッド映画。 アメリカ×ロシア(ソ連) CIA、スパイ、核戦争、暗殺、アンジェリーナジョリー というキーワードが、そのまま、大画面で展開されるという期待を裏切らない映画。面白かった。アンジェリーナジョリーが素敵だ…

この国の品質

この国の品質作者: 佐野眞一出版社/メーカー: ビジネス社発売日: 2007/10/31メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (8件) を見る東電OLの本を読んだのは数年前だったと思うけれど、やっぱり面白い。 この国の品質、は同じ話が…

ハナシが違う!

笑酔亭梅寿謎解噺 1 ハナシがちがう! (集英社文庫)作者: 田中啓文出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/08/18メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (85件) を見る笑酔亭梅寿謎解噺 2 ハナシにならん! (集英社文庫)作者: 田中啓文出版…

秋の牢獄

秋の牢獄作者: 恒川光太郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 51回この商品を含むブログ (72件) を見る恒川さんが好き。これも、期待を裏切らずうすら寒い物語。まあ、普通。

しぐさの民俗学と手印

しぐさの民俗学―呪術的世界と心性作者: 常光徹出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2006/09/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (13件) を見る表紙でしているしぐさ、はキツネ穴から狐を覗くしぐさ。 えんがちょのしぐさや…

落合多武

ワタリウムで開催中の落合多武展に。 結構面白いけれど、なんというか頭で考えたアートという感じ。賢い感じ?広告代理店出身っぽい風情を感じた。上手く言えないけど、野生のアーティストじゃない雰囲気。特に「 建築、彫刻とまたは何か」が好き。わくわく…

真夏の公園

さて、最近は真夏の公園を散歩する週末。 死を覚悟するくらい暑いけれど、強い光と濃い影には魅力を感じる。 写真はスモークツリー。なんだか、南国の香りのする、案外優雅な木。

流れ星

面白い〜っていまさら感がぬぐえないのか? 今、「流れ星」に突然はまったかんじ。 面白い。そういえば、このツッコミの瀧上くん、NHKの英会話チャロとかいう犬のでるのに出ていた人だな。 とそんないまさら感。流れ星 in エンタの味方!爆笑ネタBEST10 [DVD]…

須田悦弘展

ギャラリー小柳での須田悦弘展へ。 相変わらず、本物以上に本物の素晴らしい木彫。 花の命を、閉じ込めたかのようなさりげなく鮮烈なアート。 みつけられないほど、控えめに、そして出会ってしまったら一生忘れられないような。今回、ひさびさに須田さんの花…

生杏氷

氷が好き。ほんとうに毎日食べたいくらい。 そして、今年は氷を食べるのにふさわしい無駄に暑い夏。今年二回目の氷は銀座の虎屋で宇治金時だったけれど(それにしても、銀座の虎屋は寒すぎる)三回めは北斎茶房へ。 今年からはじめたという、生シロップ。私…

氷が好き

夏と言えば氷、か西瓜、というように隙あらば食べている。 今年の初氷は、有名な目白の志むらで生苺氷。まあジャムがのっている感じかな。好みではないけど、崖みたいな見た目がグロ可愛い。

花火大会を鎌倉で

鎌倉の花火大会へ出かけた。 砂浜に座って眺める、なんだか小規模な?花火大会になんだかほっこり。それにしても、無風で蒸し暑い夜でした。

告白をいまさら

観る映画がちょうどいい時間になくって、今話題の?告白をみることに。 原作は少し前に文庫化されていたので、ざっと読んだけれど、わざわざ映像化?という感じではあったのだけど評判がすこぶるいいので期待して。映画館は結構いっぱいでおどろき。 人気だ…

アウトレイジ

アウトレイジを観た。日曜の最終上映は私含めて7人。 北野武監督の映画は結構映画館で見ているんだけど、本当にいつも人はいってないな…相変わらずのヤクザ映画…だけど、今回はキャストも含めてエンターテイメントに拘ったとか。 いや、ほんとうにエンター…

熱海五郎一座・男と女の浮ついた遺伝子

サンシャイン劇場に走って到着すると、もう席はだいたい埋まっている。 年齢層…高い…。マチネだからまあ、想像していたけれど、想像以上に大人たちが観賞。さて、ほんっと面白かったです。 もう、信じられないくらい気持ちよく笑った。 独りよがりなところが…