国立演芸場・8月中席

sayosayosayo2010-08-15

今日は歌丸真景累ヶ淵を聴きに国立に。
あいかわらず、幽霊の手の格好が似合うことと言ったら…という歌丸師匠の噺に満足。
長いあの噺を何年もかけて取り組むという勇ましい言葉も聞けて、ちょっと今後に期待。
やっぱり夏は怪談きかないと!

だけど、桂一門にはいい若手が居ないのかしら?と不安になる、面々ではありました。

相変わらずの雷門助六の踊りはまあ、もう話よりも踊りという感じなのでそれはそれだけれど、今日は落語家が退屈。

特に枝太郎は合わないなぁ…。老人をネタにしているのだけれど、悪口、ブラックは知性と品があってこそなのに、ただ単に倫理にもとるという感じ。笑いにならない老人ネタほど不快なものはない。なんか所作にも知性や品がないように思えてならない。ああいうのがほんと一番合わない。