八日目の蝉
いまさら感たっぷりだけれど、とうとう読了。
さくっと数時間で読める本だけれどテーマは重い。
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/01/22
- メディア: 文庫
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不幸は不可抗力に訪れて、それは本当に不可避に思える。
ことに恋愛において、また親子関係において、私たちは絶えず無力感に打ちのめされる。
だけど、圧倒的な大きな不幸の中にも、甘い暖かい瞬間があるのだし、微かに光だって。
かなしいけれど、どこか甘い、女の話。