日本残酷物語1 貧しき人々のむれ

日本残酷物語1 (平凡社ライブラリー)

日本残酷物語1 (平凡社ライブラリー)

読み応え有り。貧しいことの切実さ。真実というのは美しいとは限らない。浅ましく卑劣であることも生きるという一面だ。
そして貧しさ、のその暴力的な力。いろいろ考えさせられる。
最近貧しさとその中に生きること、倫理についてなどを考える機会が多い。北朝鮮もそうだし最近読んだ幼い娼婦だった私へもそうだ。出来ることって私にどれくらいあるのだろう。