タンゴ・冬の終わりに@シアターコクーン

清水邦夫作 蜷川幸雄演出 堤真一主演となればまあはずすことは無いわけなので、チケット入手できたからには行かなくては。と、それくらいの気分ででかけた。
良くチケット見てなかったので、着いたら一番前の席でちょっとびくり。一番前は臨場感はものすごいものの首はつかれます。

それにしても夢に見そうな残像が残る鮮やかな舞台だった。芝居がかった言葉も張り詰めた動きもそして俳優達の肉体も舞台美術もすべてが美しさに集約されているよう。
芝居と現実、嘘と真実、過去と現在、生と死、そして冬と春。その此岸と彼岸の境界領域に存在する狂気という存在。

ああ、見られてよかった。秋山菜津子、美しい!!!