岡山・倉敷

岡山から少し行ったところにある最上稲荷へ朝っぱらから出かける。
ここには日本一大きな鳥居があるというのでそのためだけに行ったといってもいい。でもほんとうになんだか怖ろしいところだった。また、全く知らなかったのだけれども最上稲荷って一般的な稲荷とちがって伏見稲荷を総本社としての稲荷ではなくて、最上稲荷教という宗教法人なのね。驚き。一体そこにどんなドラマが！？と詮索‥もとい研究探求したくなる。

で、ホテルで朝ごはんを食べに帰ってきてから後楽園へ。岡山の後楽園はなんだかすがすがしい優しい気持ちになるようないい公園。三大名園は見たけれども、このなんとののんびりした気持ちの良いつくりの後楽園がいちばん好きな公園かも。いい意味で田舎風で。

ママカリ寿司を吾妻寿司で買って車中で食べながら倉敷へ。今回の旅のもうひとつの目的でもある大原美術館を訪ねる。
いや‥絶句。こんなに大物が勢ぞろいしている美術館が岡山県に存在しているのはもの凄いことだと思う。国立の美術館では無いんだもの。個人でこんなコレクションをしたことが凄すぎる。何見ても凄いのでちょっと疲れ気味。

エル・グレコといういかにもの名前の素敵な喫茶店でカステラ＆珈琲で一休み。
虎次郎記念館へも脚を運び、その絵の明るさに圧倒される。

なんだか絵疲れしてしまったので工芸館はちょっと朦朧としがちだったけれども好きな富本憲吉も見られて満足。
倉敷最後は平翠軒で美味しいものをしこたまかって後は空港へ。
ああ、楽しい三泊四日のたびだった〜

毎日夕日を見ている私達。最後は空の上から夕昏を眺め、富士山の白さを愛でて帰京。