偽装請負

偽装請負―格差社会の労働現場 (朝日新書 43)

偽装請負―格差社会の労働現場 (朝日新書 43)

ちょっと前に読んだ本だけれど、最近派遣の大量契約非継続が話題になっているので。
これを読む限り、キャノンて…経団連の会長がやっている会社でこれで大丈夫なのかしら?従業員を解雇しない会社として有名なのに、経団連の会長なのに…ってことがもの凄く恐ろしいよ。

でも、ここんところ話題になっている大量解雇とか内定取り消しとか、退職勧告だとか。
一緒くたに語られるけれど、内定取り消しは契約違反だろうし、正社員のくびきりもよっぽどだけれど、契約社員の契約を継続しないことは、企業側からしたら正当な権利だ。だから、契約社員を切ることを責めるよりも、契約という不安定な仕事をしている、またはしなければならない人があまりにも多すぎることを問題にすべきだろう。
なんだか、問題が整理されずに一緒くたに報道されるのが納得いかない。

報道は常に不公平なものだけれど、最近は目に余る。