スペル?

この中の牧野修の「黎明コンビニ血祭り実話SP」が思いのほかすっごく面白くて、ひさびさに日本のSFでわくわく。スペル闘争もリズムとスピードがあって爽快だし、無駄な残酷さがロマンティックだし、なにより最後の力技の愛がああ、SF読んだぞ!って感じがする。やっぱりSFは力技の愛でまとめていくのが好きだ。
そうはいっても「黎明コンビニ血祭り実話SP」が面白かったよ〜となかなか友人に言いづらい。
なんか中身はそうとう暗黒ながら、女子女子してキラキラしている、友人ばっかりなんだなぁとさびしかったりもするけど。

さて、言語、スペルで戦うといえばこれを思い出した。

LOVELESS 9 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

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猫耳、二人で一つ、小学生、女子高生、兄弟…その他もろもろテンコ盛りな感じに引かなくもないけど、やはり高河ゆんの世界には惹かれるものがある。なにしろスペルで戦う感じとか、力技で愛とか。

やっぱり日本のSFといえば私はこの人が好きすぎる。

戦争を演じた神々たち(全) (ハヤカワ文庫JA)

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力技!!