マジックポイント
- 作者: 大原まり子,岡崎京子
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 1993/10
- メディア: コミック
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そして岡崎京子が嫌い。一部のアタマのイイかんじの人々に圧倒的な支持を受けている岡崎京子なので、結構あきらめずに何作かチャレンジしているけれども「あきらめきれない自分をなんだかなんだ必死で頑張っちゃったりすることもあったりするこんなちょっとかわいい自分が一番嫌いで一番好きだぞー!」みたいな感じがどうも肌に合わない。
なんでだろうと考えたら、世代がほんの少しずれてるんだと言うことに気付く。世代のずれって岡崎京子を評価するに当たっては致命的なずれだ。
ただこの漫画の主題「モテてなんぼ、生まれつきもあるけれどモテるようには変われるんだ!」というのにはちょこっと共感。そうよね、モテてなんぼよね‥
友人に大変モテる30代女子が居るのだが、彼女はモテないモテないと愚痴を言う女が大嫌いで「もてるように努力しろよ!その前に、その髪型どうにかしろよ、その腹の肉どうにかしろよ」なんて口に出しちゃう美人でボインちゃんでなおかつ博識でおしゃべりです。それを口に出して女の子に嫌われるのもどうかと思うけれど、ある意味真実。
このまんまの私を愛してくれる人が現れるのをまっているの!なら、すっぴんで美しい状態を作らないとね。わーしんどい。でも20代もラス一の私としてはそっちの方向に行くべきなのか‥
小手先だけの化粧がはげてきちゃう年頃。叶姉妹のように化けることに命欠けるか魂磨くしか逃げ道は無しなのか?