震度0

震度0

震度0

を読む。
警察小説。面白いけれど、登場人物たちがやりきれなく小物。やりきれなく卑怯。やりきれなく傲慢。
震災を背景に小さな私利私欲のための攻防が繰り広げられる。彼岸の大火事より足元の小さな火種。
人間手こんなものなの、そしてそれでも生きていくのか。重い暗いやりきれない話ではありますが、最後は人間の良心に希望を残して。