ホテル・ルワンダ

1994年に実際にアフリカ ルワンダで起こった100万人もの大量虐殺の中、1200人を越す難民の命を救ったホテル支配人の物語。
公開のめどの立っていなかった作品だが署名活動により1/14から全国での上映が実現。この公開に感謝したい、いい映画。

122分の作品につめこまれた必要な台詞と場面。人の尊厳や殺戮の悲惨さ、差別の愚かさ。無関心や無知の罪。卑怯や弱さ、そして勇気について。


1994年といえば、もう分別のつく歳になっていた私だけれども実際ルワンダの惨劇に対しての認識は当時ゼロだと言っていい。歴史上の悲劇についてもそうだけれども、自分が生きているこのときに起こっている殺戮について無関心でいる、無知でいることは恥ずべきことだと思う。
出来ることは少ないけれど、せめて恥を知る人間でいることが出来るように‥

それにしても混んでいる。確かに上映館が75席か102席&立ち見というキャパなこともあるけれども。3時間以上前に行って、座れるぎりぎりくらいだった‥
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