癒しのチャペル@辛酸なめ子

癒しのチャペル

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官藤官九郎の連載が子供の話になってしまってからというもの、週刊文春で欠かさず読んでいるページは、辛酸なめ子の連載だけに。その前に文春を毎週読んでいるというのもどうかと思うのだけれども‥まあとにかく辛酸なめ子の連載は面白い。その辛辣さは読んでいる側にすら過酷。ほとんどのことが同意できるので、かなり興味深い。こういう人が書く側に現れたことは私の長年の疑念を晴らすことになるので本当にうれしい。以前から書く側もっと言えば表現者側の人間と受ける一方の人間にはまったく相容れない部分が存在するのでは?と思っていた。
このことは、学生時代の読書感想文に繰り返し書いているほど気になっていた命題なのだが、この辛酸なめ子というひとはかなりこちら側に近い感覚でものを書いているように思う。
まあそれはきっと思い込みで、言っちゃいけないことを言いすぎなので、明らかに一般市民とは違うんだけれどもね。ボランティアとかに対する記述とかもう凄いです。