Petshop of horrors (1) (ソノラマコミック文庫)@秋乃茉莉

美しい絵、ユニコーンや「そうてつ」が出てくる予想外のペットショップ。
その東洋的な混沌と単細胞の代表として描かれる気のいい明るいアメリカ人刑事。不必要な要素のない王道の登場人物が過不足なく物語を進めて行ってくれる。
話自体は社会のひずみや、コミュニケーションの難しさ、自然破壊など案外重いテーマも扱いつつ後味のよいつくりになっているのが素晴らしい。バランスの良い作品。新シリーズに手を出すかが悩みどころ。