幼い娼婦だった私へ@ソマリー・マム

幼い娼婦だった私へ

幼い娼婦だった私へ

オリンピックの開会式で世界的には有名になったソマリー・マム。
カンボジアの凄まじい少女をめぐる人身売買の実体を、当事者としてまた現在その少女たちを救う活動家としての視点からつづられた切実な本。
書かれて間もない本ということはこれがリアルタイムの同じ地球上で起こっていることなのだ。本当に私はぬくぬくと暮らしていて、無知でいる。無知は恥ずかしいことだ。
それにしても、人間はここまでモラルを失えるものなのだろうか?ここまで残酷で卑劣で身勝手に振舞えるものなの?

誰が誰のために不必要な欲望を植え付けるのかについても考えさせられる。