東京人生@荒木経惟

初期から最近までの作品が。この人の撮る子供や街角、花はなんて生きているんだろう?と思う。そしてこの人の撮る女や老人は静かに死んでいる。
それはそうと三ノ輪出身だったのははじめて知った。三ノ輪、あの荒川区の界隈は数年間結構注目しているエリア。まあこの本都市周縁の考現学影響なのだけれども。でも事実都市との境界領域に位置する東京のこのエリア、生と死という写真そのものの本質(生と死が人生の本質ともいえるのか‥)を現すような気もしていろいろと興味深い。