日航機

御巣鷹山の日がまた来た。暑い日だ。
あの日の記憶は、まだ小さかった私にすら色濃い。あの夏の暑さと、あの酷く鮮明な記憶が毎年この日を強く意識させる。
題材となった重厚かつ結局のところ、彼の最高傑作なのでは?と思うのがこの本。

クライマーズ・ハイ

クライマーズ・ハイ

ああ、人の犯す過ちの小ささ、大きさ。できることの小ささ、大きさ。存在の小ささ、大きさ、命の軽さ、重さ。

どんな理由でも、奪われる命はあってはならないのだろうと思う。