倒れる

びっくりした。満月に合わせて毎月くる生理が今月に限って早まったなぁと思っていたら、10年ぶりくらいの酷い生理痛。
ま、そうはいっても我慢できるなって思っていたら電車の中でいきなり貧血がやってきた。世の中は黄色く見えるし、瞬きはスローモーションでしかできないし、これは困ったなぁって思っていたところで席が空いたので座る。流石に一緒にいた妹の話が聞いていられなくなって、「ちょっと、めまいするかも…」と目を閉じる。大丈夫?眠いの?という声を遠くで聞いていたら、次に気がついたときは車両中の注目の的。妹のひざの上に突っ伏している状態の自分を発見。ああ、びっくりした。一駅分気を失っていたらしい。

前に座っていた男の人が、いつでも飛び出せるように浅く座っていたり心配そうに見守ってくれている人たちをみて、なんだか申し訳ないような気持ちに。
「大丈夫です!」と元気な声をだしたものの、他の乗客からきっと熱中症だよ、いちど電車降りて休ませてあげたほうが、と連れに声がかかる。
恥ずかしいのと申し訳ないので、とりあえず次の駅で降りてみる。お腹も痛いし気持ちも悪いのでとりあえずトイレへ。
そとで大丈夫??と声がかかるので、一人だったらここでいったん倒れたいところだったけれど、「大丈夫よ〜」と個室からでて椅子に腰掛けて休む。流石に痛い。

しばらく休んだら、吐き気もおさまったので銀座に繰り出すのをやめて帰ってきました。
大人しく寝ていたら、電話がかかってきたりメールが来たりとまあ退屈しない感じで過ごせたのでよかった。
ああ、びっくりした。