最近読んだ本たち

まとめて書いておかないと忘れそうなので…と思っていたけれども、読書メーターというのをためしてみている。
凄いすてき。あの書棚公開みたいなやつはちょっと自己顕示欲が見える感じで、自分には向かないかなぁと思っていたのでこの読書メーターはありがたい。読みたい本を登録して置けるのも、読んでいる本を忘れないでいられるのもありがたい。
http://book.akahoshitakuya.com/

でもとりあえずこちらには、感想は書いていないので日記のほうに感想をちょっと。

大東京四谷怪談 (角川文庫)

大東京四谷怪談 (角川文庫)

まあ普通に面白いけれど、なんだか主人公の女性に感情移入できない。そして、ヒーローっぽい男の人が全然かっこよくないのが(単に好みじゃないだけ?風邪ひいているのが嫌なのかも)いらいらするので読むのが大変でした。

誘拐児

誘拐児

読み応えはある。時代背景もリアリティがあり、切実な登場人物の人生がみえてくる。まあ、でも今年のベストとかそういうのでは全然ない。

残酷な神が支配する (1) (小学館文庫)

残酷な神が支配する (1) (小学館文庫)

残酷な神が支配する (2) (小学館文庫)

残酷な神が支配する (2) (小学館文庫)

残酷な神が支配する (3) (小学館文庫)

残酷な神が支配する (3) (小学館文庫)

残酷な神が支配する (4) (小学館文庫)

残酷な神が支配する (4) (小学館文庫)

この悲劇。そして、善と悪。シェイクスピアを思わせる一大抒情詩が奏でられる予感がする。好みかといわれれば違うけれど、名作であることには間違いない。人間の業につてい、生や死について、そして愛についてをテーマにした作品。こういう漫画を描いている人がいるのが凄い。

だけど私は西森さんが一番好きだわ。