舞城王太郎＠ディスコ探偵水曜日（上）

ディスコ探偵水曜日〈上〉

読了。厚い…この厚さは電話帳か京極夏彦か、といったところ。
でも読みました。図解も多いし、登場人物は多いし、登場人物の名前は長いし、時空も話も飛びまくりなのでほんと疲れた。だけど、一面真実を示しているようで面白い。

この人は、もしかして真理にたどり着いているんじゃなかろうか？？
いや、これが真理ならの話だけど。だけど、ここに描かれる真実は意志の力でどうにでもなっていくという力強くも不安定な世界観はこの本にも通ずる。

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発言は常に未来に向けたもの、らしいです。

ウロボロス的考え方が地球を丸くしているのかもしれないなんて思ったりとわけの分からない感想はともかくとして、若者の筋金入りの軽さとか、現代の奇跡のようなあわただしさとかそういう時代の雰囲気をこんなにも写し取っている作家はいないかもしれない、と思う。
まあ、勢いは感じます。ということで、下も頑張って読むぞ…

ディスコ探偵水曜日〈下〉