ハワイ4日目つづき・夜は地質学者と

sayosayosayo2008-11-20

この日は国立公園内にあるホテルに泊まることに。
辿り着く前にレストランをみつけて、お夕飯を食べ、とってもディープなお話をする。
四日間も一緒にいると話すこともだんだん深くなってきて、生きていくこと。乗り越えていくべきこと。抱えていた問題、そして希望や喜びについて。なんてテーマも。
今回の旅のメインのひとつであるボルケーノハウス宿泊☆
なんと部屋は二階なのに階段がない…
がんばれ私たち。

お部屋も小さく、調度も無きに等しいけれど、火山に泊まれる機会なんて無いもの。嬉しい。

受付で、ここから火口が見えるの?と聞いていたら、受付のオジサマは「もう夜が遅いんだし、見れないよ。明日行きなさい」という答え。
そっかぁ…と思っていたら追ってきた男性が。
ハリウッド映画にでてくる、学者風情の真っ白い頭の背の大きな白人男性。
「君たち、夜でもあのジャガー博物館の横の展望台から火口が良く見えるよ、行ってみたらいい、」と熱心に行き方を教えてくれる。

せっかくなので、車に乗って夜遊びにでかけることに。真っ暗も真っ暗な中を恐る恐る進む。暗くて寒い展望台の駐車場で不安で一杯な私たちが懐中電灯片手にしていると、きゅーっと後ろから赤いスポーツカーが!!轢かれる〜さらわれる〜ときゃいきゃいしていると先ほどの学者風情が。
なんだ、この人も来るんだったのね。

颯爽と降りてきた彼は、リアル地質学者だとか…!ちょっとまんますぎて笑う。彼は夜も吹き上がるマグマの熱写真を撮ってその色から状況を観測しているらしい。カメラをセットしながら、色々な話を私たちに解説してくれる。
地質学者の解説つき夜中の火口、なんて贅沢。ちょっとフィクションみたいな夜でした。