推定少女
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2008/10/24
- メディア: 文庫
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少女は少女にしか分からない、変な理屈に生きている。だけどそれは尊いものでもある。その、かたくなな感じは愚かでもあるけど。なのでハッピーエンドじゃない感じのエンディングが用意されているのが、若い子向けの本という風情を別のものにしていて面白い。
桜庭一樹の小説は男の子がいきいきと現実的で好き。まあ、男性から見たら全然現実的じゃないのかもしれないけど。