西江辰郎リサイタル - うかうか日記

西江辰郎さんは昔から応援中。なぜなら同じ歳なので、なんとなく親近感があるから。新日本フィルのコンマスで地元感もあるし。
結構前からチケットをとって、庭園美術館も大好きな場所だし、と楽しみにしていたもの。

やっぱり、素敵でした。

彼のヴァイオリンは、よくヴァイオリンの音として例えられる滑らかなチョコレート、とかとろりとしたウィスキーとか、ワインとか、そういう例えにはあたらないように思う。
例えるなら、暖かくないサンルーム。まぶしいほどではない弱い光に満ちていて、目をそっとふせると小さな花が咲いている、というような。

少し懐かしく、静かに光の粒がきらめくような繊細で表情豊かな音。

コンサート後は、ショコラティエエリカのチョコレートと、カフェKanetanakaのぜんざいがついている。素敵〜
サイン会はなんか、話しかけている人に全然混じれるテンションじゃないので、遠慮してしまいました。
西江さんは素敵だと思うけど、別にサインはもらうだけでいいんだよねぇ…