貸し漫画生活 - うかうか日記

相変わらず、毎週苦行のように漫画を借りる生活は続いている。

なんて淡々とした残酷。こういうのは、青春時代に出会うと影響を受けそう。近親者の危うさがこのひとは好きらしい。確かに血のつながりってせつない。

ファンキーなのがママじゃないのがいい。子供が可愛くないのもいい。

知らないうちに完結してた。この漫画は近年のなかでは特に印象深い。
リアルなことが残酷だったりむき出しだったりするだけじゃなくて、やさしくてかなしくてかきむしりたくなるほどどうしようもないものだってことが思われる。フリージアの花ことばについつい涙。やはり、いい。

性格の悪い主人公の性格の悪さが、とてつもなく愛おしいし悲しい。醜く、滑稽で、美しい恋愛漫画。それにしても、あの女！！と思わずにおれない、ああ、面白い。

どこでもびっくりするほど評価の高い漫画。なんか賞的なものもとっていたような？結構前に読んだのだけれど、期待とちょっと違った。こういう、文化的不真面目さは大好きだけれど、なんか温度が違うんだなぁ…。もちろん設定もセリフも展開も面白いけど、まあ、好みじゃないだけ。

面白いです、普通に。だけど展開にはやや飽きてきた。

ベタだ！！珈琲といえば弦楽器！映画！大人の疲れた男！学生！人生の苦みも渋みも珈琲に溶け込んで甘く香る、みたいなベタさ。嫌いじゃない。