だいぶ出遅れたけど大賞の話

だいぶ出遅れたけれど、もちろんこの大賞はリアルタイムで注視してました。
大賞作品に納得。よかった〜いまさら春樹とかにならなくて!!

天地明察

天地明察

もうずいぶん前に読み始めているのだけれど、その間に仕事関連の本と漫画読んでたら先送りになってしまってて実は読了していないというがっかりさ。
すぐ読みます…。

昔SFだ〜と思ってこっちは読んだのだけれど、印象はテーブルゲーム実践したくなるLEON?

SFといえば、ここ最近私の心をとらえて離さないでも逝ってしまったこの方…

伊藤計劃記録

伊藤計劃記録

もちろん買いました。
ブログも読んでました。闘病記録も多く含む日記だったので適切な言葉かどうかわからないのだけれど、瑞々しい、記録だった。
いまだに日々、惜しい、と思う。

ここのところ、きもちよく読んでいる本といえば

街道をゆく〈24〉近江・奈良散歩 (朝日文庫)

街道をゆく〈24〉近江・奈良散歩 (朝日文庫)

街道をゆく司馬遼太郎は、もちろん説教というかうんちくくさいけれど、とてもさわやかで、これが知性というものの風か!と思ったりもする。
小説は苦手なものも多い(この理由は、またの機会に)のだけれど、随筆は純粋にいい。


そういえば、最近この本を薦められました。

架空の料理 空想の食卓

架空の料理 空想の食卓

美しい本。そして、食べることはとても直接にエロティックで、男の人の感傷を十分受け止めるだけのロマンティックも含んでいる。
下世話で高貴、アートで詩的。ただ、下ネタは満載。
すごく若い女の子には薦められないかも。

結局、大賞ランキングネタは最初の一冊だけ…というていたらく。