つるつる亭@高山

sayosayosayo2006-09-14

念願のつるつる亭へ。ここは魂の蕎麦屋さん。とにかく魂の、って感じ。おかみさんのうんちくも心に響く。それはとにかく出てくるものに説得力があるからだと思う。
まずは「水」湧水を汲んできているものだとか。ここで使われているのは全てこの水。この水が誇張でなく「命の水」といったような甘露。透き通った甘い水だ。
ここでは野草のてんぷら、おそば、うどんしかだせないんだけれどもどう?と問われるので、全部食べたいです♪とお願いする。

まずは毎朝山で摘んでくるという野草のてんぷらを手作りの塩で。秋蕗の芽、せんの花、ゆり根(これだけは北海道産の食用。環境破壊になっちゃうからね)
うどん
を薬味醤油で。
このおうどん!!!絶句です。つるつるむきゅむきゅしていて小麦の香りがすごくいい。いつまでも手繰っていたい麺類の王様☆これが笹の入った鍋で出てくる。笹の葉の香りに癒される。
おそば
おろしを添えて。滋味あふれるお蕎麦。しっかりめの麺なのにするっと入ってしまう。二枚完食。
そうこうしていたら先ほどの薬味醤油を「ご飯に乗せて食べたら美味しいわよ!待ってて、持ってくるから!」とおかみさん。
で出してくれたのが、豆二種が炊き込んだ特別な玄米。この玄米がびっくりの美味しさ。もちもちぷちぷちそして甘い。これに薬味醤油の薬味を乗せていただく。ああ、からだが喜んでいる感じ。しょうゆの残りにうどんが入っていた鍋(笹茶)を注いでお吸い物に。&なすの漬物、冷やしトマト、月見草まで食しておなかいっぱい。
本当に満腹になったのに、細胞が喜んでいる感じで身体が重くないの。
食べ物を食べて感謝の気持ちを持つという本来なら自然なことを思い出させてくれた。
ああ、感謝。