角正@高山

いかにも老舗な暖簾をくぐると一瞬にして静謐な空間。
で、通された離れの一室。庭を見ながらのお夕飯となる。まずは落雁とお薄でおもてなし。
わー、なんかいいね♪とささやきあっていたら早速お膳が運ばれてくる。

先付:黒豆(生姜の香り、とにかく見事)、ゆべしの大葉巻揚げ(ねっとりと濃厚)
向付:胡桃豆腐(だしが幾分しょっぱい気がするがなめらかな練り具合)
汁物:枝豆しんじょ、松茸、冬瓜、酢橘を搾って(これ!特筆に美味しい。すばらしい香り)
揚物:豆腐、しし唐、南瓜をもち米衣で(さくっと熱々が供されるのですいすい食べてしまう。)
お凌:手打ち蕎麦
八寸:銀杏(大好き)、青梅(大振りな見事な梅)、椎茸と胡瓜の胡麻和え(精進料理の中でもこれが一番好きかもってくらい好物なのです)、ぜんまい(こんなやわらかいぜんまい初めて。溶けるぜんまいって…)、紅葉麩、栗の茶巾(本当に栗だけ!贅沢な味)、香茸(美味しい!けれども連れは口に合わなかった様子)、籠になっていた昆布もぱりぱり食べられた
炊合:国府なす、生湯葉(なすの揚げて炊いたのってどうしてこんなに美味しいの〜〜)
松茸ご飯!(土鍋で炊きたて、もう香りが…!!)味噌汁、香の物
水菓子:桃、巨峰

あああ、満腹。そしてこの雰囲気独特で好き☆高山はいい!