直島へ‥二日目午前

sayosayosayo2007-03-05

朝ごはんは夜食に部屋に差し入れてあった紫蘇稲荷&林檎。
で、早速出かけることに。朝のベネッセハウス内を堪能したら、地中美術館へ。午前中の地中の光を楽しむ。やっぱりここはモネの部屋が一番いい。なんといっても床に敷き詰められたキューブ状の大理石タイルが本当に柔らかく光を反射、そして吸収していて幻想的な空間を作り出している。
最後期モネの抽象的なすこしグロテスクさを感じさせる作品たちが、寂しくもあり濃厚な気配も感じさせて魅力的。
タレルが楽しいのと、デマリアが大きなものを感じさせてくれるのはまあ期待を裏切らないと言う感じ。でもデマリアはもしかしたらもっと大自然の中!という雰囲気で見たいかなぁ。この建築にあっているのかは若干疑問。

それにしても、地中美術館は空いている。充分見て回って満足♪屋外作品を観ながらベネッセハウスまで歩いて帰ることに。天気も上々だし、なんともすがすがしい散歩。三島喜美代・もうひとつの再生2005-Nは前回来た時には無かった屋外展示作品。とにかく大きなゴミ箱。この作家さん結構おばあちゃんらしいけれどもポップでパワフル、問題提起する作品を作る人だなぁ!と関心。なかなか山奥にどぎつい広告紙が無造作につっこんであるゴミ箱を発見するのはドキッとさせられるものがあります。
小澤剛の産業廃棄物で作ったと言う島八十八箇所写しの仏様たちになんだか空しさをおぼえつつ、散歩散歩。

地元の方に聞いたところまた二年後くらいには美術館ができるとか。凄いな‥