エコじゃない

yogaなんかやっているとエコエコそこいらじゅうでみんなが言っています。いや、決して揶揄したいのではなくって、ほんとうにしょっちゅう言っている。それは素晴らしいことだと思うし。何パーセント削減とか、そんなニュース見たってほとんどの人がスルーしているわけだから、少しでも真剣に考えたり始終話題にしている人の存在ってとても重要。

でも、エコって何?っていう話。もちろん言葉の意味とかじゃなくて、『自分ができるエコ』。
たとえば、マイ箸を持ち歩く電気をこまめに消す、ごみをたくさん出さないようにする エコバック持ち歩く 水を出しっぱなしにしない 残飯を出さない 油とかを下水に流さない 生分解される洗剤を使う むしろ洗剤は使わない 家畜を食べない 車に乗らない 飛行機なんて絶対乗らない 朝シャワーなんて浴びない 石鹸で髪を洗う もちろんリンスはお酢 生産時に地球に優しい雑穀を主に食べる トイレの水はまとめて流す お掃除は基本水ぶき で、本は紙媒体なんてエコじゃなさすぎるので電子図書でしょ。ニュースだってネットで読みます お手紙?なにそれメールですよ。資源もったいないからね。

って感じでしょうか?これのどこまでが文化的な生活なのかっていう話。ただ、ものに囲まれて情報が早くまわって、刺激に満ち溢れて、という都市生活者にとってエコじゃないものが与えてくれる癒しってかなりなものなんじゃなかろうか。

私はとりあえず紙をめくる感覚を失って、本を読むかといわれるとちょっと分からない。
手紙を書くこととメールを出すことはまるで意味が違うし、ジェット機のCO2排出量なんて考えるとおぞましいくらいホラーだけど、海外旅行あきらめたくないしね。

なんてエコじゃない私。エコキャップキャンペーンでペットボトルの蓋あつめているくらいじゃ決して埋められないこの罪。

だけど、決してあきらめないことも大切なのかも。たった100円づつの寄付でも救える命があるように、ただエコバックを週に一回持ち歩くだけだって、非力な自分ができることのひとつには違いない。

これが大河の一滴になることを信じて。