鈴本演芸場 10月上席後半

sayosayosayo2008-10-05

仲入り後…
まずは三味線漫談 三遊亭小円歌。びっくりするほど芸達者なねえさん。怖いです。
これこそ芸人という感じに熟れているのが恐ろしい。美人で芸がよくて自信に満ちている。

次が、今若手のホープ。私も応援している柳家三三。今日は三三も小三治も見られるなんて豪華な寄席!
噺は、加賀の千代。
のんびりとした、しかも綺麗な噺。くだらないサゲも含めて好きです。
三三もうまくついついと噺をすすめて、いい一席でした。

太神楽、柳貴家小雪。このひとは綺麗な若い人、という印象ながらしっかりとみせてくれる不安げの無い芸。
この太神楽、3人でおんなじことをやっているのを見たことがあるのですが、一人でやっているのに危なげない。こんな芸いつから修行したらできるようになるんだろう?と思っていたら、あとで小三治師匠が言っていたので疑問が解消。茨城の太神楽の宗家の娘さんなのだとか。なるほどね。

最後はまってました。
柳家小三治。相変わらずの長い長いマクラ。しかも、自分で笑っちゃうくらい、オチがつかない。
ファン大満足。

噺は、湯屋番。確かに流石の小三治も年をとったなぁと思っていたのが、噺がはじまってみると見事に若旦那になるのが凄い。面白かった〜

結局終わったのは9時ジャスト。
帰りにデリーでカレーを食べて、おなかも満足です。