ネオ・トロピカリア

sayosayosayo2008-12-21

ブラジル美術を大きく取り扱った展覧会。現代美術館にて。

ブラジルの美術、ときいてもそれほど食指が動かないのはブラジルのイメージから来るところが大きい。なんだか、熱帯で(熱くて)、カラフルで、強烈!という感じ。そのイメージは暴力的でもあるので、なんとなく知的なものとは離れているのではという、勝手な思い込みが。

展覧会では様々なブラジルのアーティストが紹介されていたけれど、そのどれもが身体に対して忠実であること、が印象的。
身体性をきちんと取り扱うということは、《感じる》本質なんじゃないだろうか。

熱や、手触りや、色や、渇きや、混乱。

知性のある身体、が最近のテーマなのでそんなことをかんがえながら、展覧会を斜め鑑賞。もう一度観ておきたい。