今週のお題「雪の日の思い出」空き地でいつも。

私は小さい頃に、引っ越しをした。大きな公園の予定地に自宅が入っていたからだ。
まわりの家々が次々歯が抜けるように引っ越していき、家の周りの空き地はどんどんどんどん広がった。
私の家が転居するころには、かなり大きな空き地が近くにあって、小さかった私にとってそこに雪が降ると一面がまっしろで東京なのに平原の様だった。

吹きだまりに倒れこんで遊んだり、近くのおじさんにかまくらをくつってもらったり、滑り台をつくってもらったり、もちろん雪だるまをつくったりしたなぁと懐かしい。

あまりにも、その当時の記憶が美しくて自分の空想なのじゃないかと今はかなり自信がない。

そもそも、東京ってそんなに雪が降る街だったのかしら?