越後妻有トリエンナーレ1

sayosayosayo2006-08-09

三日間で160を回る強行スケジュール。なおかつ炎天下。しかし楽しい、里山を歩きながらのアート旅。
やはり印象的な作品と、文化祭レベルのものとが混在している。こういう雑多な感じが美術祭の面白みなのかもしれないけれども、危険を伴うような怠惰が感ぜられるような作品があることは少し残念だった。
大地と、と謳っているのだから五感を震わせてくれるような作品を観たい!という気持ちが大きくそれに沿ったものがやはり印象に残った。
ボルタンスキー、妻有の家、ブランコ、かかし関連。脱皮する家。
脱皮する家、私は執拗に繰り返されるものや単調に並べられたもの、隣り合った線などを偏愛する傾向にあるのでこういう作品が好き。。生まれ変わったらひと月で数センチしか進まないというような織物だとか、一年に数個しか作れない漆作品だとかそういう職人になりたい。そんな道を現世で目指さなかったのは壊滅的に不器用なためだけれども。