屋上庭園

大岩オスカールを観た後、屋上庭園にももちろん回る。
こちらは「庭を巡る近現代の作品をあつめた小さな展示会」
庭をめぐる作品の集合なんて、ちょっと素敵そうじゃない?と詳しく内容もみないまま展示室へ。
これが本当に素晴らしかった。

それぞれの展示室が、ほんとうに素敵だったのだけれど中でも
『掌中の庭』という明治末〜昭和初期の版画に胸うたれ、
『閉じられた庭』というマティスがシャルル・ドルレアンの詩集のために描いた挿絵に魂を奪われ、
『天空にひろがる庭』で内海聖二の瑞々しい作品で圧倒的に開放される。

作品がいちいち素晴らしくて本当にため息。また行かなくっちゃ!と心に決めました。
大岩オスカール展も面白いけれど、観る順番は圧倒的にこちらが後だと気分よくかえれるんじゃないかしら?

あんまり素敵だったので、カタログも検討なしに購入してしまった。マティスのうさぎとかたまらなくかわいいです。