大切な音源たちは - うかうか日記

なぜだか、大切なCDは人に貸して帰ってこない。
そんなことをいまさら思い出した。

あのころ、リアルタイムでフリッパーズを追って、解散には深い納得と痛みを覚えて、
そんななかもちろん小沢健二の犬キャラ、予約して発売日には、下手したら前日には手にしていたのだけれど
そのCDが今手元にはない。

発売直後じゃなくて、小沢健二きらきら無敵王子時代に音楽の趣味が合うでもない友人に貸したのが最後。
学校を卒業したり、そんなこんなでそのままになってしまっているあのCD。
捨ててしまっているのかも、忘れ去っているのかもしれないけれど、私はいまだに返してくれなかったなぁと思っている。

心が狭いかもしれないけど、そういうことって、貸した方は結構覚えているものだ。
そして、わたしもきっと誰かの大切な何かを借りたままになっているのかもしれない。

そうはいっても、買い直せないdogsでなく犬キャラ、返して欲しいなぁ。もう、とうに疎遠なのだけれど。

そして、何の因果か、彼女にはユニコーンのベスト盤も貸したままになっている。
まあ、そういう人っているけれど、どうにも大切な音源ばかりでなんだかちょっと、象徴的。